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【スズキ GT750 レストアの記録. 01】これは、2019年5月22日から開始した 「  スズキ・GT750 」 のレストアの記録である

GT750 をレストアしようと思ったのはバイクに興味が出てきたのと、実家に親父が 40年前に乗っていた 「 スズキ ・GT750 」 があったのを思い出し、レストアして乗れるようにしようと、思いつきで動き出してしまった事を後に後悔する物語である。

スズキ・GT750とは

水冷 738cc の 2ストローク並列 3気筒エンジンを搭載。最高出力 67 馬力と現在の 750 クラスと遜色のない出力を誇る。 重量が 200 kg超の大柄の車格と水冷エンジンを搭載していたため北米では「ウオーターバッファロー」のニックネームで呼ばれていた。

3気筒で4本マフラーは、中央シリンダーから2本出し。後方から見ると4気筒に見える構造になっている。

スズキ・GT 750( 1971 年)
エンジン2 ストローク並列3気筒
排気量738cc
最大出力67 ps / 6,500 rpm
最大トルク7.8 kg-m/ 5,500 rpm
重量214 kg

GT750 を20年以上の外での保管は見た感じは思ったよりも大丈夫だったが…

GT750 は親父が乗らなくなり、しばらくはカーポートの下に保管していたのだが、自営業になり仕事の都合上、道具や、部品などを保管し狭くなってからは 20年以上、外にカバーをかけて保管かれておりました。

しかし一度、水害で庭が浸水しGT750 もエンジンまで水に浸かり、エンジンは起動しなくなったようです。その後は一切 GT750 は動かしていなく、今回レストアするにあっての一番の心配はエンジン回りでした。

僕は全くレストアの知識など一切ありませんでしたが、親父がバイクの知識や過去にエンジンをばらした事があり、GT750 の整備マニュアルも持っていたのと、ネットの力で何とかなるだろうと思いレストア計画がはじまりました。

カバーだけでの保管でも見た目は思ったより大丈夫だった

チェーンは錆てタイヤが回転しなかったので外して移動させる事に。タイヤに空気を入れましたが、パンクはしていませんでした。

チェーンは交換しないといけないかな

心配なのが一度水に浸かっているエンジン腐食も進んでいます。素人がオーバーホールするのでどうなる事やら…

エンジンが動くことを祈るしかない。

使えるパーツはどれくらあるかバラシてみないと分かりません。

スポークも錆びています。

早くGT750 が動く所をみてみたいですが、時間をかけて作業を行い確実に動くようにしていきます。

物が溢れて狭い所での作業で大変だった。

GT750 レストア開始!まずはバイクを分解。

分解は出来ても組み立てが大変なので、写真など撮っておかなくて大丈夫だろうかと思うぐらいに、親父はなれた手付きで GT750 を分解していく。

配線回りは親父が仕事の関係で得意分野なので、ライトなどの配線は入り組んで外れなかったので、カットし組み立ての時に配線し直すとのこと。

分解するのに「クレ5-56」は大活躍

各部品は錆が酷く、これからの磨く作業が大変だと思いました。

ラジエターホースは腐ってました。
マフラーの中に錆のカスがたまっていました。
GT750 サイドバック
パーツ事に仕分けを行う。

エンジン下すのが大変で、エンジンスタンドも無いので三人がかりで下ろしました。(エンジンが水没した時は親父一人で一度、下したそうです。)

錆がひどく果たしてエンジンはバラせるのか…

フレームだけになりました。分解するのは思ったより作業が進み、作業時間は 3人で行って約 2時間ぐらいで完了しました。

フレームは大丈夫そうでした。地面の錆がすごい…

分解作業でダメなパーツをピックアップして、オークションなどで落とす事にしました。一部パーツはまだ販売してくれているので何とかなりそうでした。

1日目の作業はここまでで、親父が翌日からもレストア作業をしてくれて大変たすかりました。言い始めの僕は休みの日しかレストア作業に参加できず、負担をかけてしまうことになりました。

次回予告

次回は、「エンジン分解編」になります。

GT750 のエンジンのヘッドのボルトが固着して緩めるのに苦労しましたが、何とか外す事は出来たが…

果たして素人たちがエンジンオーバーホールできるのか!

ピストンが黒焦げ…

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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